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『クロニクル千古の闇 6 決戦のとき』 ミシェル ペイヴァー/著 [本・映画・音楽]

だいぶ前に読み終わったのに、すっかりアップするのを忘れていました。

決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)

決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)

  • 作者: ミシェル ペイヴァー
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本


最終巻で、新キャラが出てくるとは、思いませんでした。
白い色の子って、スーザン・クーパーさんの、
『光の六つのしるし』にも出てきましたよね。

トラクは焼きもちを焼いたり、言いたいことを言えなかったりするけれど、
基本的には素直だと思います。

レンは正直、トラクよりもたくましく、しっかりしていると思います(笑)
行動的なカッコイイ女の子、良いですね☆

ラストは、これまでの流れからいくと、少しご都合主義的な気もしましたが、
児童書としては安心しました。

この物語には、派手な魔法や煌びやかな世界は出てきません。
何せ、舞台は6000年前の、まだ狩猟がメインの時代です。

狩の仕方や仕留めた獲物の捌き方、彼らが使う道具、
そして動植物や文化などを、作者がきちんと調べているからこそ、
本当に存在しているかのような、リアルな作品に仕上がっているのでしょうね。

酒井駒子さんのイラストも、この本にぴったりでしたし、
この作品と出会えて、本当に良かったです!!
ミシェル ペイヴァーさんの次回作があれば、絶対に読みます☆

5巻の記事
http://pompon-lettre.blog.so-net.ne.jp/2010-08-15

4巻の記事
http://pompon-lettre.blog.so-net.ne.jp/2010-08-06

3巻の記事
http://pompon-lettre.blog.so-net.ne.jp/2010-05-25

2巻の記事
http://pompon-lettre.blog.so-net.ne.jp/2010-05-19

1巻の記事
http://pompon-lettre.blog.so-net.ne.jp/2010-05-14

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